高橋俊介著『いらないヤツは一人もいない』祥伝社黄金文庫

p.89

「おれはイヤな仕事ばかり与えられる。本当についていない。」と言う人がよくいますが、それはついていないのではなくて問題設定能力がないのです。問題設定能力のひじょうに高い人は、つねに自分で問題を設定して、仕事を作ってしまいます。(中略)
やりたくない仕事を与えられる前に、重要な仕事を自分から作ってしまう。ますます力が上がっていく。それによって、さらに重要で手応えのある仕事をまかされるようになっていくという好循環にハマる。そのためにも「仮説ー検証のサイクル」を身につけることが重要なのです。

続けて高橋俊介さんの本を。前掲の『キャリアショック』よりも、読み物としては読みやすいかも。
タイトルから社員教育のような内容をイメージしていましたが、実際は「含み損社員」(現在もらっている給料より市場価値が下がってしまっている状態)にならない、またはなってしまっても幸せに生きていくためには、といった内容がメイン。

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