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児玉光雄著『イチローはなぜ打率ではなくヒット数にこだわるのか』晋遊舎

5 月 25th, 2008

p.28

イチロー選手はこう語っています。
「僕の中のスランプの定義というのは、『感覚をつかんでいないこと』です。結果が出ていないことを、僕はスランプとは言わないですから」

p.34

「人は目標や夢を達成することを成功と言うが、それは間違っている。夢や目標時に向かって起こす行動そのものを成功というのだ」
(ジョン・マクスウェル)

p.44

ほとんどの人が自分の潜在能力を過小評価しています。あなたの描く自己イメージは大抵の場合、過去にあなたが体験した事実により組み立てられています。これが等身大の自分に安住する心を育て、モチベーションを低下させています。
つまり私たちのモチベーションの低下の大きな要因は、過去の人生の延長線上で生きることに飼い慣らされてしまっていることなのです。

p.49

あなたの夢をできるだけ具体的に視覚化してください。あるいはあなたの過去に実際に起こった「最高の瞬間」を繰り返しイメージする習慣をつけましょう。

p.70

失敗をすることが予見できたとき、人間は自分の努力や才能といった内的要因のせいにすることを避けようとするため、行動する前に「調子が悪い」とか、「自分に向いていない」といった言い訳を考えてしまうのです。これを心理学用語で「自己ハンディキャッピング」と呼んでいます。

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小川浩/林信之著『アップルとグーグル』インプレスR&D

5 月 15th, 2008


p.30

「今」という時点の常識に、あまり縛られすぎると、自由な発想ができなくなる。モノのカタチも、サービスのあり方も、しょせんは過去に誰か他の人間が決めたその時点での決定だ。後から覆そうと思えば、いくらでも覆せる。本当にいい決断をするには「今の時点」の常識に捉われず、本来どうあるべきかを根本から考える必要がある。

p.34

他社との比較を出発点にしたのでは、大きな飛躍のある製品や、本質的に素晴らしい製品、根本的に違う製品を生み出すことはできない。本当にいい製品をつくりたければ、向かうべき相手は他社ではなく、自社のほうだ。製品の本質をよく検証した上で、それに対して自社の強みをどう生かせるかを考えるべきなのだ。

p.101

アップルは自社のブランド価値に依存し、それを事業の源泉にしているのである。

p.171

日本のベンチャーであれば、IPOを目指してユーザー数やページビューにこだわるあまりに、テクノロジーではなくビジネスモデルだけで勝負したり、実際の売り上げにつなげようと受託開発に走るしかない場合が多過ぎる。だから、ビジネスモデルもテクノロジーも、人真似にならざるを得ないのである。

最後の引用箇所は「だから」からちょっと飛躍している感がありますが。「本質的にいい製品」を生み出していないように思われるということでしょうか。

あまり関係ありませんがこの本、カバーがベタベタして不快だったのではずしてしまいました。なんとかならなかったのでしょうか…。

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齋藤孝/梅田望夫著『私塾のすすめ』ちくま新書

5 月 14th, 2008


p.122

三年、五年勤めたら、そこで経験したものが、もう一人の自分としてのアイデンティティになります。そうしたら、勤めた経験が次への自信になるということもあるわけです。そういう意味では、一回もぐってみて、そこで少なくとも、一つアイデンティティを獲得してくる。その期間をある程度自分で設定するというのがコツかなと思います。
(齋藤氏)

p.145

僕が「好きなことを貫く」ということを、最近、確信犯的に言っている理由というのは、「好きなことを貫くと幸せになれる」というような牧歌的な話じゃなくて、そういう競争環境のなかで、自分の指向性というものに意識的にならないと、サバイバルできないのではないかという危機感があって、それを伝えたいと思うからです。
(梅田氏)

p.155

つまり、「読書とは何か」と考えたときに、「知」というものを頭の中に入れ込んで記憶して、それを人に伝えるとかひけらかすとか、どっちが物知りか比べるみたいなことだと、グーグルにどうせ負けてしまう。ある程度の基礎力は必要だけれど、それ以上のところの読書の意味として「心で読む読書」を心がけて、自分の生きる糧として知を使ってほしいです。
(梅田氏)

p.166

「幸福感」というものがもしあるとすると、僕は、「自分のスタイルはこれなんだ」と感じられるというのが、幸福感の大きな要素だと思います。
(齋藤氏)

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齋藤孝著『天才になる瞬間』青春出版社

5 月 12th, 2008

p.17

自分の中に蓄積された情報を、自分なりに再編集し、他の人にはマネのできない自分だけのスタイルで”かたち”にする。その方法をつかんだときが、”ブレイクスルー”の瞬間なのです。

p.20

才能には個人差があります。いまから一般の人が、イチローやモーツァルトを目指してみても、残念ながら彼らとは蓄積してきたものに差がありすぎます。いわゆる「器が違う」ということ。
でも、自分の器なりに、器を大きくしていきながら、いずれは周囲から自分を天才と認めさせることは決して不可能ではありません。

p.35

〈創造というのは記憶ですね。自分の経験やいろいろなものを読んで記憶に残っていたものが足がかりになって、何かが創れるんで、無から創造できるはずがない〉
(黒澤明)

p.39

しかし、創造性の源となる”トビウオ”は、情報そのものではなく、情報に伴う脳の働きや心の動きなのです。その気まぐれなトビウオをキャッチできるのは、ありのままを写し取ってしまうハイテク機器よりも、一度自分の脳というフィルターを通して文字に変換されるメモというローテクのノウハウのほうが優れているのです。

p.45

一日に一枚しか書けなくても、一年かければ、三百六十五枚のシナリオが書ける。
(黒澤明)

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久手堅憲之著『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』技術評論社

5 月 10th, 2008

p.39

プロジェクトのあり方をよりよくするためには、組織が積極的な役割を果たすことが欠かせないはずだ。これはつまり、提供するサービスの品質を組織としてどう考えるかという問題に他ならない。

p.140

筋の通ったITを整備しなくてはならない企業や組織は、実は従来型の産業の中に多いのではないのかという疑問がある。さらに、IT系として世間でもてはやされている企業にとって、それほどITが重要なのだろうかという疑問もある。

p.144

IT業界の寵児と呼ばれた急成長企業は、実は金融業と呼ぶべき仕事をしている。技術屋のはずのソフトウェア開発企業も、実は人材斡旋業にシフトしている。だとすると、日本にIT企業はいなくなっているのだろうか。
(中略)
現在の日本において真にIT企業と呼ぶべき企業とは、クリティカルな業務にITが切り離せなくなっている諸業種なのではないか。つまり、ダメITが、社会に多大な迷惑を及ぼしてしまうかもしれない業種・業態だ。

タイトルに「いつまでもダメな理由」とありますが、もちろん今後も「ダメ」でいいわけはありません。
他の産業でも同じかもしれませんが、大雑把に
・自分たちが提供している物(情報システム)やサービスに価値があるか
・それをきちんとビジネスにしているか
がますます問われていくことは間違いないと思います。

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須田将啓・田中禎人著『謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦』ミシマ社

5 月 6th, 2008


p.134

ビジネスとしてうまくいかせることがいかに重要か。
理念や理想も大事だが、商売がうまくいかなければそんなこと言ってる余裕がない。

p.164

「アイディアだけではどうにもならない。それを具体化できるか、実現できるかどうかが重要なんだ」

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