児玉光雄著『イチローはなぜ打率ではなくヒット数にこだわるのか』晋遊舎
p.28
イチロー選手はこう語っています。
「僕の中のスランプの定義というのは、『感覚をつかんでいないこと』です。結果が出ていないことを、僕はスランプとは言わないですから」
p.34
「人は目標や夢を達成することを成功と言うが、それは間違っている。夢や目標時に向かって起こす行動そのものを成功というのだ」
(ジョン・マクスウェル)
p.44
ほとんどの人が自分の潜在能力を過小評価しています。あなたの描く自己イメージは大抵の場合、過去にあなたが体験した事実により組み立てられています。これが等身大の自分に安住する心を育て、モチベーションを低下させています。
つまり私たちのモチベーションの低下の大きな要因は、過去の人生の延長線上で生きることに飼い慣らされてしまっていることなのです。
p.49
あなたの夢をできるだけ具体的に視覚化してください。あるいはあなたの過去に実際に起こった「最高の瞬間」を繰り返しイメージする習慣をつけましょう。
p.70
失敗をすることが予見できたとき、人間は自分の努力や才能といった内的要因のせいにすることを避けようとするため、行動する前に「調子が悪い」とか、「自分に向いていない」といった言い訳を考えてしまうのです。これを心理学用語で「自己ハンディキャッピング」と呼んでいます。
5月 25th, 2008 in
自己啓発