増田剛己著『思考・発想にパソコンを使うな』幻冬舎新書

p.32

「ノート」における唯一のノウハウとは、「継続」である。
一日の記述だけではノートになりえない。その一日がどんなにすばらしい文章で語られていたとしても、それでは「ノート」ではないのだ。拙く、少ない文章量でも、毎日続け、それが一ヶ月、一年…と続けられることで「ノート」は成立し、価値が生まれるのである。

p.56

ちょっとしたことなのだが、こういうことが新たな発見なのだ。それまでは、同じような理由がふとあたまをかすめることはあっても、記録するまでには至らなかったわけだが、これをあえて「ノートする」ことでそれが明確になるし、「その事実を自分が認めた」ことになり、自分自身の記憶に刷り込まれる。

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